岐阜県恵那市は、子育て世帯に優しい街として注目を集めており、充実した支援制度や施設、2024年度からの新たな取り組みにより子育て環境がさらに向上しています。
本記事では、岐阜県恵那市で1969年創業の工務店“大野工機”が、恵那市の子育て支援の医療費助成や給付金といった経済的支援から、独自のサービスまで、わかりやすく解説します。
妊娠期から就学前までの切れ目ない支援体制や、多子世帯・ひとり親世帯向けの特別支援も取り上げるので、恵那市で安心して子育てをしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
● 18歳までの子どもの医療費が無料になるなど、子育て世帯の経済的負担を大きく軽減する支援策が充実しています。
● 2024年度からは、3歳以上児の給食費無償化や入学祝金の支給など、手厚い支援策が始まりました。
目次
恵那市は子育て支援に力を入れている
恵那市では、子育て世帯の方々が安心してお子様を育てられるよう、さまざまな支援制度を設けています。
ここでは、恵那市の子育て支援に対する考え方や、具体的な支援内容についてご紹介します。
恵那市が目指す子育て支援のビジョン
恵那市は妊娠、出産、子育てまでのライフステージにおける切れ目のない支援で、多くの方が「子育てするなら恵那」と思える取り組みに力を入れている街です。
赤ちゃんから高校生世代までを対象とした経済的支援や保育環境の整備など、子育て世帯のさまざまなニーズに応える支援制度により、子育て世帯にとってさらに魅力的な環境づくりを進めています。
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妊娠期から就学前までの切れ目ない支援体制
恵那市では、妊娠から出産、子育てまでの各ステージで手厚く支援しています。
ライフステージ | 主な支援内容 |
妊娠期 | マタニティサポート119、不妊治療費の助成 |
出産・乳児期 | 第3子以降出産祝金、ファースト・マイ・スプーンのプレゼント |
幼児期 | 医療費の無料化、多子世帯保育料の免除、給食費の無償化 |
就学期 | 入学祝い金、明知鉄道通学費の補助 |
行政、医療機関、保育・教育機関などが連携し、子育て世帯を途切れなくサポートする体制が整っています。
子育ての悩みや不安をひとりで抱え込まず、気軽に相談できる環境があるのも心強いポイントです。
恵那市の特色ある子育て支援策
恵那市では「子育てするなら恵那」をスローガンに、さまざまな世代の子育て世帯を応援する独自の取り組みを行っています。
代表的な子育て支援策には、以下の7つあります。
子どもの医療費助成
恵那市に住む0歳〜18歳までのお子様は、病院にかかった際の自己負担分が全額無料になります。
令和4年4月の診療分からは高校生世代も助成の対象となり、高校に通っていない方や働いている方も対象です。
助成対象は保険診療の自己負担分のみで、保険外診療や入院時食事療養費にかかる標準負担額は対象外ですが、子育て世帯の経済的な負担が軽減されます。
市第3子以降出産子育て応援給付金
3人目以降のお子様が生まれたら、1人につき10万円の祝い金がもらえます。
お子様の健やかな成長を応援する制度で、県内でも珍しい恵那市独自の取り組みです。
おむつや粉ミルクなどを購入する費用に充てられるので、経済的な負担を軽減できます。
多子世帯の児童福祉サービスの利用料免除
3人以上のお子様がいる世帯が、保育所や学童クラブなどの児童福祉サービスを利用する場合、第3子以降のお子様の利用料が免除されます。
保育園や学童保育などの利用料が免除されるので、働きながら子育てをする親御さんにとってありがたい制度です。
不妊治療交通費助成
子どもを授かりたいと願うご夫婦を支援するため、不妊治療および不育症治療のための通院交通費を助成しています。
岐阜県内の医療機関に通う場合は1回あたり1,000円、県外の場合は2,000円が支給されます。
不妊治療は長期間にわたることも多いので、交通費支援は経済的にも精神的にも助けになる支援です。
マタニティサポート119
妊婦さんの安全を守るため、緊急時には救急車で搬送するサービスです。
妊娠中に急な腹痛や出血があった場合、すぐにかかりつけ医のもとへ向かうことができます。
たとえ夜中でも安心して救急車を呼べるので、妊婦さんやご家族にとって心強い味方になります。
ファースト・マイ・スプーンの配布
4か月健診の際に、恵那産の木で作られたスプーンがプレゼントされます。
地元の木材を使った温かみのあるプレゼントは、恵那市ならではの心遣いを感じられる素敵な取り組みです。
えなで暮らそう奨励金
恵那市で新しく家を建てたり、親族と同居するために家を増改築したりする場合、最大で30万円の補助金がもらえます。
18歳以下のお子様がいる場合はさらに20万円が加算されるほか、一定の条件を満たすと最大80万円まで増額されます。
恵那市には、ここでは紹介しきれなかったさまざまな移住支援制度が用意されています。
移住支援制度についてはこちらでまとめているので、ぜひ参考にしてください。
>恵那市への移住を考えている人必見|6つの魅力と知らなきゃ損な移住支援制度についても解説
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2024年度から始まる恵那市の新しい子育て支援策
恵那市では、2024年からさらに子育て支援の制度が拡大しました。
移住を考えている子育て世代の方は、ぜひチェックしてください。
3歳以上児の給食費無償化
2024年4月から、こども園や幼稚園、保育園に通う3歳以上のお子様の給食費が無料になります。
毎月の給食費は意外と負担が大きいですが、保育料の負担軽減と合わせて子育てにかかる費用を抑えられます。
子育て応援入学祝金
小学校・中学校への入学時に、お子様1人につき1万円の祝い金がもらえる制度がスタートしました。
教科書やランドセル、制服など、入学準備にはお金がかかりますが、お子様の新しい門出を少し豊かに祝福できます。
明知鉄道利用時の高校生の通学費補助
明知鉄道を利用して通学する高校生の保護者への経済的支援として、1か月の定期代が5,000円を超える場合の超過分を補助します。
通学費補助により、遠方からでも通いやすくなります。
おたふくかぜ予防接種の一部助成
1歳から小学校入学までのお子様を対象に、おたふくかぜの予防接種費用の一部が助成されます。
おたふくかぜの予防接種は任意接種のため、全額自己負担となっていましたが、支援により、より多くのお子様が予防接種を受けられるようになります。
ひとり親世帯への病児保育、ファミリーサポートセンター利用料免除
ひとり親家庭を対象に、病児保育所やファミリーサポートセンターの利用料が半額になります。
急なお子様の病気で仕事を休めないときなど、ひとり親家庭の強い味方です。
経済的な理由で利用をためらっていた方も、安心して子育てと仕事を両立しやすくなります。
インフルエンザ予防接種一部助成の拡充
これまで中学生までだったインフルエンザ予防接種の費用助成が、高校生世代(18歳の年度末)まで拡大されます。
お子様の医療費助成が18歳まで無料なのと同様、高校卒業までお子様の健康を守る助成策が整います。
見守り支援員によるベビー用品宅配
産後ケアの充実を図るため、お子様が1歳になるまでに2回、見守り支援員が産後のご家庭を訪問し、3,000円相当のベビー用品を届けます。
たんなる物資の提供だけでなく、子育ての悩みやご家庭の状況を確認する機会にもなります。
おむつや離乳食用の食器などが届けられるだけでなく、育児の相談にも乗ってもらえるので、初めての子育てで不安を抱えるご家庭にとっては心強い支援です。
ほかにも、産後サロンの開催やこども家庭センターの設置など、さらなる支援も2024年から始まっています。
恵那市では、子育て世帯のニーズに応えるきめ細かな支援を展開しており、今後のサービスの拡充にも期待できます。
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まとめ
【施工事例:瑞浪市 夢が叶う雨楽な家】
恵那市は、充実した子育て支援制度により、経済的負担の軽減と安心して子育てができる環境づくりに力を入れています。
2024年度からは、さらに新しい支援策が導入されるなど「子育てするなら恵那市」と感じてもらえるよう、恵那市は継続的に努力を重ねています。
この記事が、あなたの子育ての候補地探しの参考になれば幸いです。
大野工機は、昭和44(1969)年創業以来、総合建築会社として岐阜県東濃地域を中心に『顧客第一』をモットーとして“一生の宝物”となる住宅を作り続けています。
● 美しいデザインをつくります
● “ぎふの木”の家づくりにこだわります
岐阜県東濃地域で家づくりを始めたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。