広い土地に新築を建てて余裕のある間取りで暮らし、庭造りを楽しむ。住まいづくりを検討するとき、誰もが一度は考える理想のライフスタイルではないでしょうか？
今回は広い土地に家を建てることのメリットとデメリット両方を解説し、田舎暮らしについて考えてみましょう。土地探し時の注意点や、恵那市や土岐市の広い土地に建てた実際の施工事例もご紹介します。
■令和時代は田舎暮らしに注目
■広い土地に新築を建てるメリット
■広い土地に新築を建てるデメリットと対策
■広い土地探しの注意点
■恵那市・土岐市のひろびろ建築実例
■令和時代は田舎暮らしに注目
インターネットの普及によるリモートワークや通販などによって田舎暮らしのデメリットが少なくなった現代では、地方都市でのびのび暮らすことを検討する方が増えています。特にこれから子育てが控えている世代にとって、自然と触れ合える広い住まいは魅力的ですよね。
土地価格の高い東京や名古屋といった都市部から地方に人が移り住むと、田舎が活性化してさらに暮らしやすくなる可能性もあります。もちろん都市部の暮らしにもメリットがたくさんありますが、新しい暮らし方として田舎の広い土地も検討してみてはいかがでしょうか。
■広い土地に新築を建てるメリット
のびのびした暮らしができる広い土地の新築ですが、実は他にも細かいメリットがいっぱい。一つずつ見てみましょう。
・駐車場を作りやすい
郊外エリアで広い土地を求めると必然的に車移動がメインになってきますが、敷地に余裕があれば駐車場を作れるため移動効率が良いのは大きなメリット。都市部では自宅駐車場の確保が難しいケースが多く、離れた場所に借りて移動や月謝負担が発生してしまいます。
田舎の広い土地なら、お子さんが成長して車を持つなど所有台数が増えても対応しやすいです。老後の介護やデイサービス、大きな車での送迎などさまざまなシーンで暮らしやすい点も魅力ですね。
都市部では洗車場に行ってマイカーをきれいにするのが一般的ですが、自宅内で洗車できるのもメリット。
・建物の床面積を確保できる
すべての土地は建蔽率と容積率で建てられる床面積の上限が決められていますが、土地自体が広いと当然建てられる建物も大きくなります。お子さんが多い家族や二世帯住宅など、暮らす人数が多くても余裕を持った家づくりができるのもメリットの一つ。間取りや建物の形の選択肢が多いため、理想の家づくりしやすい点もうれしいポイントです。
・プライバシーを確保できる
周囲の建物が遠く、お庭や建物内のプライバシーを守ってくつろぎやすいのも広い土地に建てる家の大きなメリット。都市部では大きな窓を作っても周囲の家からの目線が気になり、結局カーテンを閉めっぱなしということも少なくありません。リビングから見える広々とした庭を気兼ねなく眺められるため、お部屋が実際の面積より広く見える効果も期待できます。人の目が気にならないというのは、意外と大きなメリットになるものです。
・日当たりが良い
広い土地は基本的に郊外エリアになるため、ビルやマンションなど背の高い建物が少なく日当たりが良くなります。いつでも明るく、洗濯物もよく乾くなど、日当たりの良い家は気持ちが良いですよね。建物やお庭の日当たりが良いと、コケやカビが発生しにくくなるメリットもあります。昼間の室内は電気をつけずに過ごせるなど、光熱費を節約できる効果も。
・庭造りが楽しい
広い畑で自家菜園を楽しんだり、DIYで自分好みのお庭を作ったり、土地に余裕があると庭いじりが楽しめるのは魅力ですね。部活を始めたお子さんのためにバスケットゴールを作るといった夢も広がります。家の外が家族の憩いの場になりますし、親子のコミュニケーション作りにも有効です。
■広い土地に新築を建てるデメリットと対策
土地が広いことによるデメリットもありますが、事前に把握して対策することで防ぐことができます。知らずに建てて後悔しないよう、頭に入れておきましょう。
・手入れが大変
田舎の広い土地は草むしりなどのお手入れが大変、というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。春～秋にかけては雑草がたくさん成長しますし、近くに森や林があると落ち葉が溜まるのでお掃除も大変です。
⇒【対策】土の面積を調整する
ガーデニングやシンボルツリーといった自然を楽しむゾーンを残し、通路や家の周囲などは土を直接露出させず、雑草対策をするだけでもお手入れを軽減できます。家の周囲に犬走の土間コンクリートを打設したり、防草シートを敷いたりすると草むしりの手間が大きく軽減します。インターロッキングなどおしゃれに土を隠す建材もありますので、お庭づくりの一環としても楽しめますよ。土の部分が減れば落ち葉掃除も楽になりますし、送風機を使って効率的に集めることもできます。
・固定資産税が高くなる
不動産を所持していると毎年かかる固定資産税は、土地の評価額に対して一定のパーセンテージをかけて計算されます。土地が広いと当然評価総額が大きくなるため、毎年支払う固定資産税も多くなります。
⇒【対策】購入時に土地の評価額をチェックする
大きな土地で固定資産税の負担を増やさないためには、なるべく評価額の低い土地を購入するのが対策になります。購入時の価格も目安になりますが、国税庁が調査している固定資産税路線価もチェックすると、およその固定資産税も計算できます。建てた後の事も考え、目安を知っておくことで、住宅ローンの支払いがきつくなるなどのトラブルを避けることが大切です。
・外構工事費用が高い
土地が広いということは当然外周も長くなりますので、ブロックやフェンスなどの外構工事にかかる材料費や工事費が高くなります。また、土間コンクリートなどの面積も増え、植栽やシンボルツリーをたくさん植える場合の費用も増加します。施工対象面積が増える分、トータルの外構工事費用も増える傾向があります。
⇒【対策】DIYに挑戦してみる
住まいの外部工事は比較的緊急度が低いため、無理なくできる部分はDIYに挑戦してみるのもおすすめです。カーポートなど専門性の高い工事は私たちプロにお任せいただき、植栽など一般の方でも挑戦しやすいものを自分で取り組めば工事費を節約できます。
前述したように広い土地なら隣の家が遠くプライバシーを保ちやすいため、生垣などを自分で少しずつ植えるのもいいですね。費用を節約しつつ、より愛着がわいて庭造りも楽しめますので、広い土地選びではぜひ検討してみて下さい。
■広い土地探しの注意点
メリットいっぱいの広い土地ですが、面積が大きいことによる注意点もいくつかあります。土地探しの際にこれから紹介するポイントもよくチェックしましょう。
・境界線トラブルに注意
広い土地が多い郊外では、昔からの住民との間で境界線があいまいになっている土地も少なくありません。知らずに購入してブロック塀を建て、隣の家とトラブルになる事例も多いです。畑に隣接する土地など、昔からの住人が多いエリアは検討する際特に注意しましょう。
・ローカルルールや自治会などもチェック
近隣住民とのつながりが薄い都市部と違い、広い土地が多い田舎では自治会などのコミュニティのつながりが強い傾向があります。土地を検討する際は、そのエリアで加入しなければいけないコミュニティやローカルルールもできる限り調べたいところ。いざ住みだしてからトラブルにならないよう、特に田舎エリアでは注意しましょう。大野工機は地元密着の経験から、土地探しの細かいサポートにも対応していますのでなんでもご相談ください。
・水道やガスの引き込み位置もチェック
広い土地は建物の位置や形の自由度が高い点はメリットですが、道路の水道やガス引き込み位置から遠いと施工費が高くなります。余計な材料と工事費がかかり、老朽化した際の配管入れ替えなどメンテナンス費用も当然高くなります。価格や日当たりといった条件に加えて、広い土地を検討するならライフラインの引き込み位置も確認しましょう。
■恵那市・土岐市のひろびろ建築実例
大野工機が実際に施工した施工事例から、広い土地に建てたのびのびハウスをご紹介します。
・恵那市
高台になっている広い土地の住まいは、遮る建物のない日当たり抜群の立地環境。都会ではまずありえないロケーションは、子育てにピッタリですね。広い庭をこれからどう造っていくかも楽しみなお住まいです。
・土岐市
リビングの掃き出し窓から見える広い庭は、一面グリーンの芝仕上げで安らぐ風景。人目を気にせずくつろげるリビング空間になっています。
土地が広く余裕があるため、玄関前のスロープなど老後に備えたバリアフリー対応もばっちり。
■まとめ：住まいに適した広い土地探しは大野工機にお任せください
今回は広い土地に建てる住まいのメリットやデメリットをもとに、田舎暮らしについて考えてきました。
注目度が高まっている郊外の暮らしは、これから家づくりをするならぜひ検討したいライフスタイルです。
大野工機は本社のある恵那市を中心に、土岐市・瑞浪市にエリアを限定した地域密着の工務店です。地元情報を活かし、住まいに適した土地探しからサポートいたしますので、県外からの移住についてもお気軽にご相談ください。
