こんにちは。株式会社大野工機の長谷部と申します。
今回から、一戸建ての現場監督と営業の両方に関わる私、長谷部が、施主さまの家づくりストーリーをご紹介します。どうぞよろしくお願いいたします。
第一回目は、岐阜県瑞浪市で「雨楽な家」を建設中のお施主さまのストーリー。なだらかな土地で水はけの良い感じ、住宅も密集している土地で、夢の我が家の完成が待ち遠しい!というところです。
まずはお施主さまと大野工機との出会いから。それは、弊社が土岐市内で完成見学会を行なった時でした。見学会へお越しくださったことがきっかけとなり、その後、私は月に一度のペースでお宅を訪問させていただくことに。ご質問などにお答えしながら、総合建設業をしている弊社の一戸建て住宅への取り組みや思いなどをご説明しました。
そして、その年の年末、住宅機器メーカー・クリナップのイベントに、奥さまとお母さまをお連れして(ご主人さまはお仕事でお越しいただけなかったのですが…)、その途中で、「雨楽な家 北名古屋モデルハウス」へお寄りいただきまして、これがきっかけで家づくりの具体像にいっきに近づきました。いわば第二の出会い!雨楽な家を大変お気に入りいただき、どのような家を建てたいのか?という建築への話がふくらみ、ヒヤリングシートにもいろいろとご記入いただいて、私も一緒にワクワクしてきたのを覚えています。
建設予定の土地は、以前から持っておられた奥様のご実家の土地。ローン金利や減税措置を含めさまざまな角度からお話をさせていたき、その後、大野工機本社にもご来店いただき、さらにご安心いただくよう努めました。
お客さまは「大野工機は建設会社で、大きなビルまで建設していることが安心につながった」とのこと(ありがとうございます!)。弊社ではしっかりした構造計算書を作成してお施主さまへお渡しすることをはじめ、社内に土木工事部署があるので一元管理が可能です。地盤改良も1.5m地下までしっかり行い、完成まで確実に見ることができ、若い社員が多いことも明るくて良い印象だったとか。これから末長く“我が家を守ってもらえる会社”という信頼を寄せていただき、弊社で建てさせていただくことが決まりました。
ところで、気に入っていただいた「雨楽な家 北名古屋モデルハウス」は、築10年を経過した家ですが、年月を経ても殆ど劣化がなく、むしろ年を経過するごとに良い味が出ている“燻し銀”のような価値や魅力があります。そのことも、お施主さまが雨楽の家の良さを実感された理由の一つでした。
結果、実際に建てられるお宅は、北名古屋展示場の雨楽の家を参考にして建てられることに!このモデルを、奥さまの使いやすいように仕様変更。さらに制振装置や高耐久パネル、最新の樹脂サッシ(アルミより格段に断熱効果に優れている)を設置するなど、北名古屋展示場の雨楽な家モデルよりも、かなり良いものが造れることになりました。
このように無事、着工まで至ったのは、北名古屋展示場の雨楽な家モデルハウスを気に入れられたというベースがあって、お客さまの思いや願いをすぐにカタチにできたことにあります。
そもそも建てる土地はお持ちでしたので、残すはローンの金額の問題でした。低金利で家計に過度な負担がないようなお支払いをご提案。もちろん、弊社としてもいろいろと工夫して、かなり頑張って建築コストも削減。さらに長期優良住宅グリーン化事業(工務店と設計会社と木材会社がグループとなり国に申請する事業)に選ばれたことにより、国土交通省から130万円の住宅補助を受けることができました。
建築途中、ロフトの設置をご依頼いただきました!完成までもうすぐ。私自身も待ち遠しいお宅です。
続きはvol.2[後編]で!