コンパクトな平屋

〈関連ページ〉コンパクトな我が家

老後も快適に過ごしやすい住まいをお探しの方や、ミニマルな生活をお望みの方におすすめなのが、コンパクトな平屋です。

無駄のない空間設計が魅力で、家事効率も良く暮らしやすい住まいとして人気を集めています。

そこで本記事では、岐阜県の土岐市や恵那市などで家づくりを手がける工務店“大野工機”が、コンパクトな平屋を建てるメリットやデメリット、快適に暮らすための間取りアイデアについて解説します。

実際の施工事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コラムのポイント
●コンパクトな平屋は、家事動線が短く掃除や洗濯の負担を軽減でき、階段がないため老後も安心して暮らせると期待できます。
●延床面積が小さいことで、建築費用・光熱費・メンテナンス費を抑えやすく、部屋間の温度差も少ないのがメリットです。
●廊下を省く・水回りの回遊動線を採用する・収納を分散して配置するなどの間取りの工夫で、より快適性を高めましょう。

 

目次

 

コンパクトな平屋とは

コンパクトな平屋とは

コンパクトな平屋とは、延床面積が30坪(約99㎡)以下の平屋住宅で、一般的には15〜20坪台の平屋を指すケースが多いとされています。

無駄のない効率的な空間設計が特徴で、単身者から夫婦二人暮らし、3~4人ほどの家族世帯にまでおすすめの住まいです。

生活動線が短く家事効率が高いため、長く快適に暮らしやすいことから、シニア世代やミニマルな生活をしたい方にも適しています。

 

大野工機は、岐阜県恵那市周辺で多くの平屋住宅を手がけています。

施工事例はこちらよりごらんください。

〈大野工機の新築・リフォーム施工事例はこちらから〉

 

コンパクトな平屋を建てるメリット

コンパクトな平屋を建てるメリット

コンパクトな平屋を建てることによって、次の5つのメリットがあります。

動線が短く家事や掃除が楽になる

コンパクトな平屋は、掃除・洗濯・料理などの家事動線が短く、日々の負担を軽減できるのが大きなメリットです。

2階建ての家の場合、2階のベランダまで洗濯物を持っていく・掃除機をかけるのに階段を上り下りする・トイレが1階・2階にあって掃除が面倒など、家事の負担がかかりやすくなります。

一方、コンパクトな平屋であれば生活がワンフロアで完結し、洗濯物を洗う・干す・しまうといった一連の流れが同一階で済むほか、掃除機をかける際に上下を移動する手間もかかりません。

30坪以下のコンパクトな設計であれば、掃除を必要とする面積自体が少なくなり、家事にかかる負担を大幅に抑えることが可能です。

建築費用・光熱費・メンテナンス費を抑えやすい

コンパクトな平屋は延床面積が小さいため、建築費用を比較的抑えられるのもメリットです。

間取りもシンプルにすることで工期をさらに短縮し、導入する設備のグレードも抑えれば、初期投資を大幅に削減することも難しくありません。

外壁や屋根の面積も少ないことから、将来的な外壁塗装や屋根の修繕費用も抑えやすいと期待できます。

また、2階建てに比べて冷暖房の効率も良くなるため、光熱費の削減にも効果的です。

部屋間の温度差を抑えやすい

コンパクトな平屋はワンフロアで空間がつながっているため、部屋間の温度差を抑えやすいのも魅力です。

2階建ての場合、「2階は暖かいのに1階のキッチンが寒い」など、大きな温度差が生じることもめずらしくありません。

温度差が激しい部屋に移動すると、ヒートショック現象(急激な温度変化による血圧の変動で、心筋梗塞や脳卒中などを招くこと)が発生し、重大な健康被害につながるリスクもあるため、部屋間の温度差はできる限り抑えたいところです。

その点コンパクトな平屋であれば、ワンフロアかつ最小限の延床面積で冷暖房効率が良く、エアコン1台であっても家全体の温度を快適に保ちやすくなります。

温度差が少ない環境を実現できるため、健康面の安心も高まるのは大きなメリットです。

老後も安心して暮らしやすい

コンパクトな平屋は階段の上り下りが不要なため、足腰が弱くなる老後も安心して暮らせます。

段差を最小限に抑えたバリアフリー設計とも相性が良く、車椅子での移動もスムーズに行えるのがメリットです。

また、家事動線がシンプルで各部屋への移動距離が短いため、日常生活の負担を軽減でき、ご高齢の方も快適に暮らしやすいと期待できます。

 

「子どもが独立したのをきっかけに、平屋暮らしを検討している」とお悩みの場合、2階建てから平屋への減築リフォームもおすすめです。

詳しくはこちらの記事もごらんください。

〈関連ページ〉減築リフォームとは|費用相場やメリット・デメリットまで実例付きで解説

 

平屋のバリアフリー住宅を建てたい方は、こちらの記事もおすすめです。

〈関連ページ〉平屋でバリアフリーな家を建てよう|メリット・デメリットから間取りのポイントまで解説【事例付き】

 

地震や台風の揺れに強くなりやすい

コンパクトな平屋は、建物の高さが低いことで重心が下がり、地震や台風などの自然災害に強い構造になります。

2階建てほどの荷重がかからず、構造的に安定しやすい作りのため、地震にも比較的耐えやすいのは大きなメリットです。

台風などで強風が吹く場合も、建物の高さが低い分影響を受けにくく、被害を抑えられると期待できます。

コンパクトな平屋を建てるデメリット

コンパクトな平屋を建てるデメリット

コンパクトな平屋を建てる場合、次の5点には注意が必要です。

プライバシーの確保が難しい

コンパクトな平屋はすべての部屋が同じフロアにあるため、プライバシーの確保が難しくなる恐れがあります。

例えば、廊下をなくしてLDKと寝室や子ども部屋をつなげた場合、「来客時に生活感を隠しにくい」と悩むケースもゼロではありません。

また、平屋であるが故に窓からの視線にさらされやすく、通行人や車からの視線が気になる場合もあります。

プライバシーを十分に確保するには、間取りや外構の工夫が重要です。

窮屈さを感じる恐れがある

延床面積が限られるコンパクトな平屋では、各部屋が狭くなり、窮屈さを感じやすいため注意しましょう。

「コンパクトな方がいい」と延床面積を小さくしすぎてしまうと、居住スペースや収納スペースを十分に設けられず、かえって暮らしづらくなってしまいます。

国土交通省の「住生活基本計画(全国計画)」によって定められている“豊かな生活を送るために必要な住宅の広さ”を参考に、延床面積を抑えながらも快適な空間を確保しましょう。

種類 2人暮らしで必要な広さ 3人暮らしで必要な広さ
郊外や都市部以外における戸建て住宅 約22坪(75㎡) 約30坪(100㎡)
都市部やその周辺における集合住宅 約16坪(55㎡) 約22坪(75㎡)

〈出典〉住生活基本計画(全国計画)|国土交通省

30坪以下のコンパクトな平屋となると、世帯人数によっては狭く感じられるため注意してください。

収納スペースが不足しやすい

コンパクトな平屋では延床面積が限られるため、収納スペースが不足しがちです。

収納を増やすと居住スペースが圧迫されてしまい、居住スペースを広くすると物があふれてしまうというジレンマが生じます。

家を建ててから「収納が足りない」と悩むのを防ぐためにも、家族構成やライフスタイルを考慮し、必要な収納量を事前に見極めておきましょう。

デッドスペースを活用した収納や造作家具、小屋裏収納の設置など、工夫を凝らした収納計画が肝心です。

坪単価が割高になりやすい

コンパクトな平屋は、同じ延床面積の2階建てと比較した場合、坪単価が割高になる恐れがあります。

建築費用の中でも大きな割合を占める基礎と屋根の面積が、基礎面積・屋根面積ともに約2倍となるためです。

また、プライバシーや採光を確保するための中庭を設置したり、特殊な窓配置としたりと、快適性を維持するための工夫によって坪単価が上がってしまうケースもあります。

水害時のリスクを考慮する必要がある

河川の氾濫や内水氾濫が発生した際、2階建てであれば1階から避難できますが、平屋では垂直避難ができません。

そのため、浸水想定区域に該当する土地をできる限り避けるほか、敷地全体を盛り土して基礎を高くする、床下を高くして浸水リスクを抑えるなど、水害への対策を十分に行う必要があります。

建築前には必ずハザードマップを確認し、避難計画についてもまとめておきましょう。

 

平屋を建てようかお悩みの方は、こちらの記事もおすすめです。

〈関連ページ〉平屋の木の家を建てよう|メリット・デメリットや間取りのアイデア、おしゃれな施工事例まで紹介

 

コンパクトな平屋で採用したい間取りアイデア

コンパクトな平屋で採用したい間取りアイデア

ここからは、コンパクトな平屋を建てる際におすすめの間取りアイデアをご紹介します。

延床面積を抑えながらも快適な家を建てたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

廊下をなくしてLDK中心の設計にする

廊下を省いてLDKを家の中心に配置することで、限られた床面積を最大限に活用できます。

玄関ホールからリビング経由で各部屋につながる間取りにすれば、廊下スペースを削減した分、LDKや収納などのスペースを広く確保でき、建築コストも削減可能です。

また、回遊性の高い動線が生まれるため、家事効率の向上も期待できます。

水回りの回遊動線で家事の負担を抑える

キッチン・洗面脱衣室・ランドリールーム・ファミリークローゼットなどを回遊動線でつなぐことで、複数の家事を効率よく進められます。

行き止まりのない回遊動線を採用することで、目的に合わせた複数のルートで移動でき、無駄な移動が減るためです。

あちこちを行ったり来たりする往復回数を削減できるので、「料理しながら洗濯」などの連続作業がスムーズになり、家事にかかる負担を大きく軽減できます。

室内干しに便利なサンルーム/ランドリールームを設ける

平屋の場合、「洗濯物を外に干すのは防犯面が気になる」と悩まれる方も少なくありませんが、ランドリールームやサンルームを設けることで、防犯対策になるだけでなく天候に左右されずに洗濯物を干せます。

ランドリールームは洗濯作業を一箇所で完結できるため、洗濯する→乾かす→しまうといった一連の流れを効率的に行えるのもメリットです。

ガラス張りのサンルームは、自然光を最大限取り込めるため、通常の室内干しよりも効率よく乾かせるだけでなく、LDKに面して設置すれば明るく開放的なリビングが叶います。

玄関・収納・キッチンをつなぐ

玄関から土間収納(シューズクローク)、パントリー、キッチンを一直線につなぐ買い物動線とすることで、帰宅後の荷下ろしや収納といった作業を最短で完了できます。

週末のまとめ買いにも対応しやすく、重い荷物を運ぶ距離を大幅に短縮できるのは大きなメリットです。

「買い物から帰ってきてすぐに荷物を収納したい」という場合におすすめの間取りです。

収納を動線上に分散配置する

平屋では、大型な収納を一箇所設けるよりも、使う場所の近くに分散して配置する方が便利で散らかりにくくなります。

収納を一箇所に集約させてしまうと、物の出し入れで無駄な移動距離がかかってしまい、家事をする際にも効率的ではありません。

また、収納先が遠い場合に「とりあえずここに置いておこう」と判断してしまい、いつの間にか散らかってしまいます。

一方、動線上に分散させて収納すれば、物の出し入れにかかる移動を最小限に抑え、日々のストレスを軽減できると期待できます。

大型収納を設けないことで、居住スペースを圧迫せずに済むのもメリットです。

コンパクトな平屋の施工事例

コンパクトな平屋

最後に、大野工機が手がけたコンパクトな平屋の施工事例をご紹介します。

コンパクトな平屋の施工事例

シンプルな切妻屋根に、木目調の軒裏がおしゃれな平屋の事例です。

外からの視線が気にならないように、窓の配置やサイズは十分に考慮されています。

コンパクトな平屋の施工事例

コンパクトな平屋でありながらも、あえて梁を見せる作りとすることで開放的なLDKを実現しました。

LDKに面して設けられたサンルームからは、たっぷりと光が差し込みます。

コンパクトな平屋の施工事例

屋根の勾配を活かして天井に高さを出すことによって、実際の面積より広く感じるのもポイントです。

家全体に無垢材を使用し、自然素材ならではのぬくもりあふれる空間となっています。

コンパクトな平屋の施工事例

サンルームの広さも十分に確保しているため、洗濯物を干す場所としてだけでなく、ガーデニングスペースとしても役立ちます。

施工事例の詳細については、こちらからごらんください。

〈関連ページ〉コンパクトな我が家

 

大野工機は、「ぎふの木で家づくり協力工務店」として岐阜県に認定されている工務店です。

無垢材をふんだんに使った平屋を建てたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

コンパクトな平屋は、家事動線が短い・建築費用や光熱費を抑えられる・階段がないため老後も安心して暮らせるなど、さまざまなメリットがあります。

一方で、プライバシーの確保や収納不足、坪単価の高さといった課題もあるため注意が必要です。

コンパクトな平屋を建てて後悔しないためには、施工実績の豊富な工務店への依頼が欠かせません。

大野工機は、岐阜県の恵那市周辺を中心に多くの注文住宅を手がけているので、「恵那市や土岐市で平屋を建てたい」とお悩みの方はぜひご相談ください。

「大野工機」3つの約束
● 敷地を熟視して提案します
● 美しいデザインをつくります
● “ぎふの木”の家づくりにこだわります

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