無垢床のメンテナンス方法|基本のお手入れから定期メンテナンス、トラブル別の対処法まで解説

無垢床を採用したいものの「メンテナンスが大変そう」と不安な方は多いのではないでしょうか。

確かに無垢床は一般的なフローリングとは異なる特性を持ちます。

しかし、正しいメンテナンス方法を知っていれば、決して難しいものではありません。

そこでこの記事では、岐阜県の土岐市や恵那市などで家づくりを手がける工務店“大野工機”が、無垢床を長く美しく保つためのメンテナンス方法について解説します。

日常のお手入れから定期的なケア、トラブル対処まで詳しくご紹介するので、ぜひ参考になさってください。

 

コラムのポイント
●無垢床の日常メンテナンスは乾拭きが基本で、ほこりや砂をこまめに除去することが傷の予防につながります。
●漂白剤・メラミンスポンジ・スチームクリーナーなど、無垢床を傷める道具や洗剤は使用を避けましょう。
●塗装タイプ(オイル・ウレタン・無塗装)によって定期メンテナンスの方法と頻度が異なるため注意が必要です。

 

目次

 

無垢床のメンテナンスが難しいと言われる理由

無垢床のメンテナンスが難しいと言われる理由

無垢床は天然木を一枚板で加工した床材です。

複合(合板)フローリングとは異なり、天然の木を丸太から切り出してそのまま床材にしているため、自然素材ならではの手触り・香り・風合いを楽しめます。

しかし、水分や湿気に弱く、傷も付きやすいことから、複合フローリングよりも「メンテナンスに手間がかかる」「扱いが難しい」と思われがちです。

無垢床の日常的なメンテナンス方法

無垢床の日常的なメンテナンス方法

難しいイメージを持たれやすい無垢床ですが、実は日常的なメンテナンスは難しくありません。

ここからは、毎日〜週1回程度の日常的なメンテナンス方法と、無垢床に絶対に使ってはいけないアイテムを解説します。

無垢床メンテナンスの基本3つ

無垢床の日常メンテナンスは、次の3つのポイントが基本となります。

ほこり・砂をこまめに取り除く

無垢床にとって、表面に溜まるほこりや砂は大敵です。

なかでも砂は粒子が固く尖っているため、歩くたびにフローリング表面を削ってしまい、傷の原因になります。

こまめに乾いたモップやほうきで掃き取り、掃除機を使う場合は柔らかいヘッドブラシで「強」モードは避けてください。

毎日しっかり掃除する必要はありませんが、気づいたときにひと拭きするように心がけるだけでも、傷の予防効果を得られます。

玄関からの導線にはマットを敷くことで、砂を入れにくくするのも効果的です。

日常的な乾拭きでツヤを保つ

無垢床のお手入れは、乾拭きが基本です。

ほこりを取り除くためにも、乾いた布やフロアモップで全体をやさしく拭きましょう。

最低でも週に1回ほど乾拭きしておくと、無垢床のツヤも保ちやすくなります。

細かなほこりまできれいに除去したい時は、掃除機をかけてから乾拭きを行うと効果的です。

汚れは濡らしすぎない拭き掃除で取る

無垢床は水分に弱い素材のため、水拭きをするとしても濡らしすぎないことが重要です。

床全体をたっぷり水拭きするのではなく、「汚れた部分だけを、最小限の水分で軽く拭き取る」というイメージでお手入れすることをおすすめします。

水拭き自体はNGではありませんが、タオルや雑巾、マイクロファイバークロスなどを固く絞ってから使用しましょう。

油汚れや手あかが付いてしまった場合は、中性洗剤を使用しても構いません。

洗剤を少量の水に溶かして、雑巾に含ませてから拭き取ってください。

洗剤を含ませて拭いたあとは、きれいな水で絞ったタオルや雑巾で、もう一度拭き取っておくことも重要です。

洗剤分が残ったままだと、黒ずみやシミ、ベタつき感の元となってしまいます。

最後に乾いた布で乾拭きし、水分をしっかり取り除きましょう。

使ってはいけないアイテム

無垢床の日常的なメンテナンスを正しく行うには、使ってはいけないアイテムについても把握しておきましょう。

漂白剤・強アルカリ性洗剤

強力タイプのキッチン用洗剤、カビ取り剤などに代表される、漂白成分や強アルカリ性成分を含む洗剤は、無垢床に使うのを避けましょう。

無垢床本来の色が抜けてしまい、部分的に白くなってしまいます。

無垢床の塗装やオイル仕上げを傷め、ベタつきが発生する恐れもあるため注意が必要です。

一度変色すると元の色に戻すのが難しいので、洗剤を使いたい場合は中性洗剤を薄く希釈してから使用しましょう。

メラミンスポンジ

研磨力が高く便利なメラミンスポンジですが、無垢床には向いていません。

汚れを拭き取ろうと思っても、木の表面ごと削ってしまうからです。

素地が剥き出しになって白っぽくなってしまうほか、塗装やオイル仕上げが剥がれ、無垢床ならではのツヤもなくなります。

再塗装しない限り元の質感・ツヤ感が戻りにくくなってしまうので、メラミンスポンジの使用は控えましょう。

ワックス入りシート・スプレーワックス

市販のフローリング用お掃除シートや、床用のスプレーワックスの中には、樹脂ワックスが含まれているものが多く、無垢床ならではのナチュラルな質感が損なわれます。

ツヤ感は出る一方で、不自然さも生まれてしまう場合があるためです。

また、ワックスがムラになってしまったり、かえって汚れの付着原因になるケースも少なくありません。

再塗装する際やオイルメンテナンスの際には、ワックスの除去から行うこととなり、手間も増えてしまいます。

スチームクリーナー・高温スチームモップ

水分と高温を同時に床に与えるスチームクリーナーは、無垢床に使用するのを避けましょう。

無垢床は天然木からできた自然素材のため、温度変化や水分に弱く、反りや割れが発生する恐れがあります。

また、仕上げ塗装も劣化しやすくなり、継ぎ目から入った水分がカビ・黒ずみの原因になりかねません。

「フローリング対応」と書かれていても、無垢床は対象外の場合も多いため注意してください。

 

大野工機は、「ぎふの木で家づくり協力工務店」として岐阜県に認定されている工務店です。

無垢材をふんだんに使った家を建てたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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塗装タイプ別にみる定期メンテナンス方法

塗装タイプ別にみる定期メンテナンス方法

無垢床は、同じ木材でも表面の仕上げ(塗装)によってメンテナンス方法が大きく変わります。

間違った洗剤や道具を使うと、白化・ベタつき・塗膜のはがれなどの原因になりやすいため、適切な方法を確認しておきましょう。

オイル塗装のメンテナンス

オイル塗装は、オイルを無垢材の内部に浸透させて保護する仕上げ方法です。

日常的なお手入れは、乾拭きまたは固く絞った雑巾での水拭きが基本で、掃除機をかける際は床を傷つけないように注意しましょう。

定期メンテナンスとしては、半年〜年に1回程度の再塗装が必要となります。

「無垢床の表面がカサカサしてきた」、「色がくすんできたのが気になる」、と思ったら、再塗装すべきタイミングです。

専用のメンテナンスオイルを布に取って木目に沿って薄く均一に塗り広げましょう。

15〜30分程度置いたら、乾いた布で余分なオイルを拭き取り、乾燥させてください。

ウレタン塗装のメンテナンス

ウレタン塗装では、ウレタン樹脂などの塗料で無垢床の表面に膜を作ります。

耐水性・耐久性に優れているため、小さなお子さまやペットと暮らしているご家庭にもおすすめの塗装方法です。

普段のお手入れは、掃除機やモップでのホコリ取り、固く絞った雑巾での水拭きで十分で、汚れがひどい場合も中性洗剤を使った水拭きと乾拭きで問題ありません。

オイル塗装のような定期的な塗り直しは不要ですが、1年に1度ほどはウレタン塗装向けのワックスを塗ってメンテナンスしましょう。

経年劣化や傷によって塗膜が剥がれてしまった場合、専門業者に再塗装を依頼してください。

無塗装のメンテナンス

無塗装の無垢床は、質感を最大限に楽しめます。

調湿機能が最も高く、足触りも心地よいのが特徴ですが、無塗装ゆえに汚れや水分が染み込みやすく、メンテナンスの手間も増えるため注意しましょう。

日常のお手入れは、乾拭きのみが基本です。

木材に水分が染み込みやすく、シミや変色の原因となるため、水拭きはできるだけ避けてください。

掃除機を使う場合は、ヘッドを少し浮かせ気味にして優しくかけると安心です。

オイル塗装のように定期的にオイルを塗ったり、ウレタン塗装のようにワックスをかけたりはしませんが、生活汚れが気になる場合は、保護仕上げを追加するケースもあります。

 

大野工機は、無垢材をふんだんに使った家づくりを得意としています。

自然素材の丈夫な家を建てたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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トラブル別に見る無垢床のメンテナンス方法

トラブル別に見る無垢床のメンテナンス方法

最後に、傷や凹み、水シミ、変色などのトラブル別にメンテナンス方法を確認していきましょう。

傷や凹みへの対処

無垢床にできた小さな傷は、細かなサンドペーパーで研磨してから、同系色の補修材を塗り込みましょう。

凹みの場合は、霧吹きで少し水分を含ませた後、濡らした布を当ててスチームアイロンをかけると、木が膨張して目立ちにくくなります。

水シミへの対処

水シミを発見したら速やかに乾いた布で拭き取り、時間が経過して白く変色した場合は、サンドペーパーで研磨して削り取りましょう。

その後は無垢床用のオイルやワックスを塗布して、表面を保護するのを忘れないでください。

黒ずみへの対処

黒ずみは、カビや汚れが原因の場合が多いため、中性洗剤を使って水拭きしましょう。

それでも落ちない場合は、サンドペーパーで表面を削り取り、オイルやワックスで仕上げます。

カビが深く浸透していると思われる場合は、専門業者への相談が必要です。

 

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まとめ

無垢床のメンテナンスは、正しい方法を知れば難しくありません。

適切なメンテナンスを続けていれば、30年以上の長きにわたって、無垢床ならではの風合いや美しさを楽しめます。

無垢材を使った家づくりが気になる方は、「ぎふの木で家づくり協力工務店」として岐阜県に認定されている、大野工機にぜひお問い合わせください。

大野工機では、1969年の創業以来、デザイン・機能ともに優れた家づくりやリフォームを手掛けています。

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大野工機は、昭和44(1969)年創業以来、総合建築会社として岐阜県東濃地域を中心に『顧客第一』をモットーとして“一生の宝物”となる住宅を作り続けています。

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